私が自家製酵母のパンを焼きはじめたきっかけ
去年の夏のある日、車を運転しながら聞いていたラジオ番組で、
『もしも40日間の夏休みをもらえたら、あなたは何をしたいですか?』
というテーマでリスナーの声を聞くというコーナーがありました。
「南の島に行って、なんにもしないでゆっくり過ごしたい」
「韓国に短期留学して、韓国語を勉強したい」
「ハリーポッターシリーズ全巻を読破したい」
などなど、いろんな声が寄せられていました。
『もしも40日間の夏休みをもらえたら…』
私だったら何をしたいかなあ?
しゅんちゃんやはるちゃんがいるんだから、ほいほいっと海外旅行に行けるわけでもないし。
涼しいところに行って、ゆっくり本を読むのもいいなあ。
ひろしも一緒に40日間お休みなら、家族みんなで過ごせて、きっと楽しいだろうなあ。
と、ひとりであれこれ考えていたのですが。。。
そのころ私は、はるちゃんを出産して育児休業中。
40日よりもっと長いお休みをもらってるんだってことをすっかり忘れていたことに気づきました。
家事や育児を放棄して、自分ひとりで気ままに過ごすなんてことはできないかもしれないけれど、仕事をしているときに比べたら、時間はたくさんあるんじゃない?
じゃあ、今、私がやりたいことってなんだろう??
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「さくらは、“できない理由”ばっかり捜してる」
ひろしにこんな風に言われたことがあります。
何かやりたいことがあっても、
「今は忙しいからできない」
「私にはそんなこと無理」
「あれがないから、すぐにはできない」
「先にこれとこれをやっちゃってからじゃないと。。。」
と、“できない理由”を並べて、やりたかったはずのことを、やってみる前にあきらめてしまっていると。
ひろしに言われて、私は傷つきました。
それは、ひろしの言ったことが事実だったから。
なんでなんだろう?
私は今まで、「やりたいこと」より、「やらなきゃいけないこと」に追われながら、毎日を生きてきてしまった。
「午前中の涼しいうちに宿題をしてから、遊びに行くこと」
夏休みに入る前に、先生にそう言われた小学生のように、自分が「やりたいこと」をする前に、まずは「やらなきゃいけないこと」をやる。
そうやって「やらなきゃいけないこと」に追われていると、「やりたいこと」をやることが、なんだかいけないことのような気がしてくる。
「やりたいこと」をやる勇気がなくなって、「やりたいこと」は「できないこと」なんだって自分を納得させるために、“できない理由”を捜すクセがついてしまった。
自分が本当にやりたいと思うことをやっていいんだ!
なんだか目の前が急にぱっと明るくなったように感じました。
でも、長年クセになってしまっている思考回路を、そんなに急に変えることなんてできません。
やりたいなって思っても、いや、やっぱりできない。
そう思ってしまう自分がいます。
だから、まずは、やりたいと思ったことを、とにかくやってみる。
やりたいことをやっていいんだよってことを、私の体に実感させてあげようと思いました。
で、やってみたのは、パンを焼くこと。
ずっとやってみたかったんだけど、パンを焼くなんて時間がかかるから、ほかのことができなくなっちゃうって思っていました。
でも思い切ってやってみたら、すごく楽しくって。
しかも、パンを焼くのにかかった時間はそんなに長いわけじゃなくて、生地が発酵するのを待っている間に、掃除も洗濯もできて、かえって家事がはかどったのでした。
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初めのうちはイーストでパンを焼いていたのですが、図書館のパンの本のコーナーでふと目に留まったのが、
「自家製酵母パン」
「天然酵母パン」
という文字。
「自家製酵母ってなに? えっ? ドライイーストを使わずに、自分で作った酵母でパンを焼くの? すごくおもしろそうじゃない?」
イーストでパンを焼くのが当たり前だと思っていた私にとって、自家製酵母なんて未知の世界。
パラパラと本をめくってみるとなんだかワクワクしてきて、さっそく何冊か借りてきました。
中でもいちばん心惹かれたのが、この本。
『自家製酵母でパンを焼く―四季おりおり―』
春にはいちご、夏には梅やベリー、秋には梨やりんご、冬には酒粕というふうに、四季おりおりの旬の素材で自家製酵母を起こして、その自家製酵母を使ってパンを焼くんですって!
いちごのパンケーキは甘い香りにあふれ、ローズマリーのフーガスは、かじると口の中に爽やかな初夏の香りと味が広がります…
ああ〜、なんて素敵なの〜〜
暇さえあれば本を開き、自家製酵母の作り方とパンのレシピを何度も何度も読みました。
私もやってみたい!
こうして、私の「自家製酵母のパン」生活が始まったのでした。。。
- [2008/04/29 20:58]
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はじめまして。
みなさん、はじめまして。 さくらです。
夫ひろし、5歳の男の子しゅんちゃん、1歳の女の子はるちゃんの4人家族です。
パンの生地をこねていると、小さいころねんどで遊んだときの手の感触がふっと蘇ってきて、懐かしい感じがしたり。
オーブンからふわ〜っと漂ってくるパンの香りに幸せな気持ちになって。
自家製酵母を育てるのも、自家製酵母のパンを焼くのも楽しくて楽しくて、すっかりハマって毎日パンを焼いていました。
本を見ながら自家製酵母をおこしてパンを焼いていたのですが、本だけではよく分からないところも出てきます。
「パン教室に通いたいなあ。。」
と思って、あちこち探したのですが、そのときまだ0歳だったはるちゃんを連れて通えるお教室はほとんどありませんでした。
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ちょうどそのころ、勤めていた会社がなくなってしまい、これからの自分自身についてじっくり考える時間を持つことができました。
勤めていたころから、「これは本当に私がやりたいことじゃない」っていう思いがずっとありました。
でも、もしも会社がなくならずに育休開けに戻る場所があったとしたら、きっと(いえ、もちろん)何も考えずに復職したと思います。
そして新しいことを始めようという勇気を持てないまま、心の中に仕事や職場や自分自身に対する小さな不満を抱えながらそのままずるずる過ごしてしまったと思います。
今がチャンスなのかもしれない。。
大好きなパン作りにたずさわることをやってみたい。
それなら、子供連れで参加できるパン教室はどうかな?
私が経験したのと同じように、小さい子供がいるからと、パン教室に通うことをあきらめている方もたくさんいるんじゃないかしら?
焼いたパンを食べながらみんなでおしゃべりできたら、とっても楽しそう!
こんなことを考えて、「自家製酵母のパン教室 きゆか」をはじめました。
ここに来るとホッとくつろげて、パンと一緒に心もふんわりふくらむような、そんなあったかい場所にしたいなと思っています。
みなさん、これからどうぞよろしくお願いいたします。
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1972年生まれ。 O型。
《 好きな食べ物 》
パン。 自分で焼いたパンもパン屋さんのパンも好き。
チョコレート。 高級なチョコレートはもちろん、100円の板チョコでも大喜び。
アイスクリームならハーゲンダッツのショコラ・クラシック。 ピエール・マルコリーニのチョコレートがあれば最高。
《 好きな季節の好きなもの 》
桜のつぼみがふくらむ姿。
少し湿ったような春の香りがする夕方。
空気が澄んで、遠く高く見える秋の青空。
小春日和の日向ぼっこ。
お弁当を持って、公園でピクニック。
晴れた日のお洗濯。 2回転できると、すごく幸せ。
《 好きな映画 》
サウンド・オブ・ミュージック
《 好きなマンガ 》
ぽっかぽか
《 好きなスポーツ 》
テニス。 スイミング。
- [2008/04/29 00:30]
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さくら 1972年生まれ。 O型。